料理のセンスを磨きたい
「かもめ食堂」のさちえさん
「パンとスープとネコ日和」のアキコさん
料理をする姿がとても素敵だ
最近好きになったこのドラマを何度も見ているが
今、「パンとスープとネコ日和」の本を読んでいる
作者は群ようこさん
原作とドラマの違うところを楽しんでいる
ドラマではあまり詳しく語られない主人公アキコとお母さんの背景も詳しく書かれている
ドラマは色々省かれているが
だからこそ映像としてはスッキリしていて
緩やかな時間がより強調されていて良い
最初、アキコは編集者として働いていて
料理学校の先生の本を手掛け
その先生から
「あなたは料理のセンスがあるから、あなたがお店をしたらどうかしら?」
と言われる
これを読んで
料理にもセンスがあるのかと思った
もちろん盛り付けなどは確かにセンスが必要だと思っていた
しかし料理自体にセンスが必要だとは気付かなかった
独身の時は
母にお弁当を作ってもらい
ほとんど自分で料理をせず過ごしてきた
結婚してから本格的に料理をするようになり
専業主婦として5年が経った
料理が苦手で
料理本や料理アプリを見ながら作っている
きちんと分量が書かれていないと作れないし
味をききながら自分で調整するなどは出来ない
それはわかっていたが
何とか作れていたし
野菜の切り方は随分手慣れてきたと
自分で自負していたが
いまいち料理が得意になれないのは
やっぱりセンスの問題なんだろう
盛り付けも下手だし
インスタグラムなどをみるとセンスがある人が多い
私は料理のセンスが無いと嘆いていた時に
ふと思い付いたのだが
インテリアなどは特にセンスが必要だ
私は学生時代は全くセンスがなく
大学時代に一人暮らししていた部屋も
いくら部屋が狭いと言えど
雑然とした部屋だった
でもセンスのある部屋に憧れて
とりあえず通販のカタログを見て
あれが欲しいこれが欲しいと考えていた
そんなわけで狭い部屋に物が溢れて
インテリアうんぬんという感じではなかった
それでもどうすればおしゃれな部屋になるか
よくわからなかった
私の友達はインテリアのセンスがあって
部屋に行くたびに素敵だなぁと思う
でも何をどうやって真似すれば良いのかわからない
とにかくインテリアにずっと興味があったので
学生時代から今まで
雑誌を見て真似したり
アメリカン雑貨に凝ってみたり
北欧インテリアなどを検索して写真をみたり
そういうのが少しずつ蓄積していって
自分の好きなものがようやくわかってきた
そしてインテリアのセンスのある人に
共通しているのが
スッキリとしている部屋だということ
素敵な雑貨を並べるにしても
1箇所に集中させる
色んな色の物を置かずに
色数を少なくすること
インテリアのセンスがある人には
かなり基本的な事だと思うが
センスの無い私には
全く思い付かない事だった
話が逸れたが
インテリアのセンスもコツがわかれば
センスがある人のように暮らせる
じゃあ料理のコツはなんだろう…
とにかく作りながら腕を磨いて行くしかないのか
料理のセンスがある人が羨ましい