ケルトを聴きながらフィンランドに憧れて

北欧、フィンランド、ケルト音楽が好き。家事全般苦手なずぼら主婦が日々の暮らしや家事育児について。たまに昔話。

偏食が激しい長女のこと(幼稚園入園後)

私は専業主婦で現在4歳の長女(ノシュ)と2歳の次女(リッチ)の子育てをしている

色々一人で出来るようになったノシュの悩みは偏食が激しいこと

幼稚園に入園する前のことはこちら
eiffelenfinland.hatenablog.com

今回は入園後の様子について

幼稚園に入園すれば野菜が食べられるようになるかもと淡い期待を抱いていた
ところが給食が始まってすぐ
幼稚園から電話がきた

「ノシュちゃん、野菜がなかなか食べられないですね。ご家庭でもそうですか?園では、何でも食べられるように指導していますので、ご家庭でもお野菜食べられるようにお願いします」

やっぱり駄目か…
ショックだった
どうにか食べさせようと少しは頑張ったけど
一体どうすればいいのか

スマホで調べても
「いつかは野菜食べられますよ」
いつかっていつになるんだろう…
「刻んで野菜を跡形もなくしたら知らないうちに食べられるように」
給食の野菜を刻みには行けないしなぁ…


(c) .foto project

先生と話をしていく中で
幼稚園でも家庭でも少しずつ頑張りましょう
ということになった

幼稚園が楽しいと言っていたノシュが
給食をきっかけに幼稚園が嫌いになった
そして今まで食べられていた白ご飯まで食べられなくなり
先生から
「今日は何も給食食べられませんでした。すみません」
と言われた

ショックだし
どうしたら食べてくれるのか悩んだ
何か合宿みたいなのに連れて行けないだろうか
心療内科に通った方がいいのか
催眠術とかで食べられるようにならないかな

大げさだと思うかもしれないが
私はそこまで悩んだ

駄目だとわかっていても
そんなノシュに対して腹が立って
また声を荒げて怒ってしまう

本当にどうしたら…

またスマホに何か救いを求めて調べてみた

「いつかは食べられるようになるので見守りましょう」
やはり答えはこれしかなかった

私はノシュの代わりに野菜を食べてあげることは出来ない
私が出来ることは家でのご飯の時に
指先くらいの野菜でも口に自分で運んで
駄目なときは吐き出して良いよという姿勢で
ノシュに徹底的に寄り添うこと

それくらい食べなさい!
それくらい飲み込みなさい!
と言えば言うほどノシュの負担になるということ

そしてそれを続けて夏休みが終わり
2学期になった
すると先生が
「ノシュちゃん、野菜が食べられましたよ!夏休み何かあったんですか?別人みたいですよ」
と嬉しい言葉を聞けた
本当に泣きそうなくらい嬉しかった

その後、何度も先生から
「今日はこの野菜を頑張れましたよ」
「今日はお代わりもたくさんしましたよ」
と言われるようになり
一安心していた

そんな3学期
先生から
「ノシュちゃん、また飲み込むのがなかなか出来なくなりました」
と言われた
実際、家でも吐き出すことはほぼ無くなったものの
口に入れて飲み込むまで20分、30分かかる
家だからそれでも通るが
幼稚園は帰りの準備や先生達もしなければならない事がある
ノシュにかかりきりになってしまっているのが申し訳ない

実はノシュは離乳食の時から偏食が激しかった
そして次女のリッチは離乳食は何でも食べられた
今もリッチは人参大好きで
ピーマンや他の野菜もだいたい食べる

自分を正当化させるつもりは無いが
偏食はその子の生まれつきの個性ではないかと思う
もちろん私にも何か改善点があったのだろうが
今更考えてもどうにもならない

やっぱり私がノシュの代わりに飲み込む事は出来ない
とにかく私はノシュに負担をかけず
少しずつ野菜を頑張れるよう見守るしかない
前に比べると断然食べられるようになっているので良しとしよう